お久しぶりです、ダンディです。

日記は書いていませんが毎週ちゃんとポケモンカードやってます。
先週の連休は家族で東京ネズミーランド行って来たので嫁さんの機嫌も暫くは安泰というもの。

園内に入る前に一眼カメラをモノレールに置き忘れる事1回、子供に買ったぬいぐるみをホテルに置き忘れる事1回。
妻と間違えて他の女性の背中に触れて話しかける事1回(これはほんとに顔から火が出るほど恥ずかしかったです)とポンコツぶりを存分に発揮する旅程になりました。
若い頃はこんなじゃなかったはずなんですが、、なんか病名のある疾患なんじゃないかと不安になってきました。

結局、カメラも回収できたし、ぬいぐるみも見つかって送ってもらえたので良かったですが、文句も不満もこぼさなかった嫁さんには感謝です。
ほんとすいません、ありがとうございます。がんばります。



さて、今週のジムバトルですがアメリカ殿田橋にさくやと二人で参加してきました。
子供の参加者や始めましてのお兄さんもいて、まぁ盛況だったと思います。
ジムバトルはデッキパワーの低いものを使って早々に敗退。

ジム終了後はフリー対戦やひんとくんと話をしていました。珍しくさくやも子供同士でフリー対戦をしていて、きっと誘われたのだろうなぁと思いますが。

そしてそれは唐突に起きます。

フリー対戦していたさくやが突然席を立ち顔を歪ませて泣きながらその場を離れてしまいます。
あぁ、これは対戦中に嫌な事があったのだろうと瞬時に察知しました。
そういえば相手をしていたのは、、そうだ、この子だ。
以前日記に記したことのあるちょっとマナーや態度に難のある男の子。(まぁ坊主なのでBくんにしましょう)
そうかぁ~そうなんだろうなぁと変に納得。


カードプレーヤーでない方は馴染みのない出来事だとは思いますが、カードの大会、ショップなどでは不特定多数の方と対戦することが出来ます。
もちろん初対面の事もあるだろうし、とても気持ちのよい出会いに繋がることも珍しくありませんが、ごくまれに難しい相手と相対することがあります。
言葉使いや態度が好ましくない方に遭遇することがあります。人によっては二度と思い出したくない対戦というのもあるでしょう。
大人であってもそういう事があるので子供だからといってもトラブルと無縁という訳には行きません。

さくやは今ちょうどそんなトラブルに遭遇した所でした。
まぁこれも社会勉強かなと思わないでもなかったのですが、さくやの名誉の為に記しますが彼は家の外で泣いたりすることを良しとしていません。家で泣いた後、外出するときは目が赤くないか確認する程です。
だから彼なりによほど我慢できないことが対戦中に起きたのだろうと思います。


さくやが席を立つとひんとくんが私を制して即座にさくやの傍に駆け寄ってくれます。彼の方が対戦中の二人と近い位置にいたので対戦中から危惧していてくれたようです。

またこの場合、親である私よりひんとくん自身がさくやのケアをした方が良いという判断だったのでしょうか、私の見えないところでなだめ、外に連れ出して落ち着かせてくれたようです。彼の優しい対応と行動力に素直に関心して、とてもありがたかったです。

その様子は激昂するハリーをダンブルドア校長やハグリッドが力一杯なだめ抑える場面を彷彿させました。(最近金曜ロードショーでハリーポッターをみている為)

ひんとくんは出会った当初は眼つきは鋭く近寄りがたい感じでしたが良い青年に成長したなぁなんて、感慨深いです。
彼のおかげで良いものを見れて正直満足なんですが残された私にもやるべき事があります。


そう、いそいそと広げたカードをしまっているBくんへの対応です。

例えば大人なら相容れない相手としてそれまでにしておくこともあるでしょうが、事は子供同士の問題。このまま放置してしまえばさくやのポケモンカードに陰を落とす事になります。それは今後においても良くないのでお互いに納得する形で収拾しなくてはいけません。

とりあえずBくんのもとにいって話を聞きます。
私が泣かした子の親である事を判っているかは微妙な所でしたが第三者的にふるまいます。
Bくんによると何もしていない、早くしてって言っただけだと言います。
何となく怒られるのを回避するような虚勢のようなものが感じられますが嘘でもないのでしょう、言論やマナーに突っ込みどころ満載の彼には普通の事なのだと思います。

後でさくやに聞くといくつかのプレイエラーを指摘してもBくんの思い込みと反論で訂正してもらえないまま対戦が進み、何度も早くするように煽られ、ターンがまわってもワザの宣言しか出来なかったとの事(それもひかるアルセウスが相手ベンチにいるにも関わらずジェットパンチのベンチへの打点が無力化するエラー込)

さくやの方が年下ですが親子プレーヤーの為、Bくんより理解度が高いのでおそらく正しいはず。
また、それが繰り返されることで不満がつのり途中で対戦を降りてしまったのだとおもいます。対戦内容は見ていませんし、さくやが負けるとも不利だとも思いませんが、きっとちゃんと対戦してくれないのが悔しかったのだと思います。


しかし、そもそもが雑なBくんにしてはあまり悪気があるように思ってないようです。どうして相手が泣いてしまったのかと聞くと、早くしてって言ったのが悪かったかも、、と消極的な意見。

ああ、たぶんこの子は怒られるのを回避するための言い方は心得てても相手の気持ちを汲んで謝ったりする事に慣れてない感じの子だな、と思います。

普段の雑なマナーも指摘してもらえる年長者が回りにいなかったからのはず、ポケモンよりデュエマとかをよくやっているようだったのでさもあらんと。

デュエマってほんと同年代の子供同士でしか遊んでいない印象なのでその理屈をポケモンカードにもってきてしまったのだと思いました。
つまりポケカの広い年齢層に相応しい対応を取れていないのだということ。
年上の人には礼儀正しく、年下の相手には優しくといったことが出来ていなかったのだと思います。

ポケモンカードやってる人って子供であっても当たり前のようにそういう事ができる場合が多いのでちょっと失念していた思いです。


Bくんに年齢を聞くと5年生なのだと、そうか~5年かぁ。思いやりを求めるにはちょっと早いのかなぁと躊躇しましたがさくやがまだ1年生なのだと言うと、かなり驚いた様子でした。
ジムにはいろんな人が来ていてそれはBくんの学校のクラスの友達とは違うのだという事、クラスの友達に話しているように1年生と接するには少し言葉が厳しいと思う事などを話すとBくんもちゃんと自分の態度に理解ができたようです。
自分の言動に非があった事を納得させると一緒に遊べる仲間は大事にするように忠告しました。

また、このままだとせっかく一緒に遊べる仲なのにけんか別れになってしまうが、さくやに言ってあげる事はあるか?と聞くと、ごめんねと謝ると言ってくれたので私もカードを整理してさくやを待ちます。


ひんとくんのおかげで落ち着きを取り戻したさくやと少し話して大丈夫そうだったので、少しばつが悪そうにしていたBくんをちょいちょいと呼びます。

子供同士どういう心境だったかはお互いに任せるとしてポケモンカードには対戦後には握手をするんだという事を伝え、私とBくん、Bくんとさくやで握手をさせます。日本人はあまりやらないけど握手した相手は忘れないから。

そしてBくんに謝りの一言を言う機会を与え、さくやもちゃんと受け取る事ができました。一応親としてさくやには厳しいと思いましたが途中で対戦を放棄した事を諌め、次はBくんと最後までちゃんと対戦する事を二人に約束させました。


最終的に嫌な事があってもひんとくんのおかげもあり上手く収拾できたのでさくやが陰を落とす事は回避できたようです。
せっかくのジムバトルが嫌な思い出に変わってしまわなくて良かった。


今日トラブルに発展したBくんですが、、おそらく特別な悪ガキというものでもないのでしょう。さくやに比べれば大分お兄ちゃんですが、ただ彼も子供だというだけです。いくつかマナーにも難がありますがそれは良いマナーを知らないだけのはず。教えてくれる人が回りにいないだけだと思えます。
せっかく遊び以上の事が学べるポケモンカードの土壌があるならうまく使ってBくんにもいろいろな事を教えて育ててあげられればいいなぁなんて漠然と思います。
さしでがましいですがね。

まぁ今回は私達親子にとっていろいろと社会勉強になったようです。























コメント

ゲンシクリボー
2017年11月8日8:14

長くプレイしていると、どうしても嫌な対戦も経験しますね。
公式大会であればジャッジを呼んで裁定を下してもらえばよいのですが、
フリー対戦だとそういう訳にもいかず、以下に納めるかが難しいですね。
今回のMダンディさんの対応は非常に適切だったと思います。

モト
モト
2017年11月8日10:09

はじめまして、関東の親子プレイヤーのモトと申します
今回のMダンディさんの対応はすばらしかったと思います
(Bくんへの話の持って行き方が上手で、謝る機会を与え、さくやくんにも対戦を途中で放棄したことを諌め、お互い握手して、次は最後までちゃんと対戦すると約束させる)
当事者の親としては非常に言い方が難しい場面だったと思います
Bくんも今回のように周りの人と接することで、育って行ってくれると思います。
リンクいただいていきます

そうまの親
2017年11月8日12:05

初めまして。息子がポケカをしています。
リンクさせて頂きます。
相手が不快に思うプレイは良くないですよね。息子にも話そうと思います。
Bくんはちゃんと謝れて良かったですね。

ぽちゃ
2017年11月8日16:43

こんにちは。
とても興味深く読ませていただきました。
Bくんはとても良い経験ができたと思います。じっくり自分の気持ちがついていくまで、Mダンディさんと話すことができて(#^^#)。優しいだけでも無関心でも良くないですよね・・わかっていても実行するのは難しいです。。

さくやくんは悔しい思いをされたと思いますが、気持ちをおさえての握手、すばらしいです。
今回で終わらず、続いていける関係になると良いですね。

たみぃ
たみぃ
2017年11月8日21:52

初めまして、愛知県でポケカやってるたみぃと申します。
とても興味深く読ませていただきました。
私も父親としてMダンディさんの様に優しい気持ちや広い視野を忘れずにしたいと思いました。当事者のお二人が今後良い関係になれる事を祈っています。

リンクいただきます。

Mダンディ
2017年11月8日22:23

ゲンシクリボーさん
そうですね。いつかは大なり小なりトラブルにも遭うだろうとは思っていました。今回は幸いにも話の通じる子でしたし、息子にも成長する過程で多少の免疫もつけてもらわないといけないのかと思います。


モトさん
はじめまして、ダンディと申します。
恐縮です、実の所ほんとに素晴らしかったのは同席していたひんとくんなんです。彼が居なかったら当事者として関わらないといけなかったのでややこしい事になっていたかもしれないです、Bくんもそれほど難しい子ではなかったので幸いといっていいかと思います。
リンクさせて頂きますね、よろしくお願いします。


そうまの親さん
初めまして、ダンディと申します。
小学生程度だと親の目が行き届いているかによってその子のマナーが大分違ってきてしまいますね。相手に対してというのももちろんですが、本人が自衛の為(つまり回りから悪評されない為)にもそれなりに身に付けさせなければと思っています。
謝りたいと思っていてもなかなか出来ない時ってありますよね、大人であっても。
リンクさせて頂きますね、よろしくお願いします。


ぽちゃさん
実の所、前回Bくんのマナー等について書いた時に年長のものとしてある程度接触をもって矯正させてあげなければいけないよなと思っていたのは事実です。
周りの他の大人も多少は感じていたのではないかと思いますが、気が引けたり出会う機会がなかったりと積極的な行動ができていませんでした。端的に無関心を装っていたのかもしれません、それを今回さくやを通じて思い知るとは因果なものです。
今回の事があったのでこれからはもっと積極的に関われそうな気がします。
いっそ弟子にでもして無理くり教えた方が早い様な気がしますが(笑)

Mダンディ
2017年11月8日22:43

たみぃさん
初めまして、ダンディと申します。
私など冒頭にあったように父親の末席に小さく座るポンコツパパですよ。
一応この日記はポケモンカードをやってくれる人が増えたらいいなぁという気持ちで綴っているので今回の話もそれなりにポジティブな方向性を示せていたら幸いに思います。ポケモンカードが子供達の楽しみと成長の一助となることを願ってやみません。
リンク頂きますね、よろしくお願いします。

isshy
isshy
2017年11月12日9:57

お久しぶりです。

私が知らない間にそんなことがあったんですね。

でも、Bくんもちゃんと謝れてさくや君もそれをちゃんと受け入れられたことは本当に良かったと思います。ひんとさんもナイスな対応でしたね。

カードゲームで遊ぶのはただ家でネット対戦ゲームをするよりもコミュニケーションの点で学ぶことが多いと思います。

これからも楽しいこと、悲しいことあるかと思いますが、それが私たちに良い経験になるということを改めて感じました。

Mダンディ
2017年11月12日13:16

イッシーさん
はい、大事にはなりませんでしたがね。
そういった子供とのふれ合いも親世代には大事な事と思います。
社会的な教育としても遊んでくれる人が増えてくれれば良いですね。

後、今日、日曜2時からピッコロありますよ。
都合つきましたらどうぞ。

りさパパ
2017年12月9日8:55

はじめまして、京都の親子プレイヤーです
色々なジムに参加していると色々な人と対戦するきかいがありますね
上の娘とポケカを始めたのですが、下の娘が二年生の時に、ポケカを始めてジムバトルや自主大会に楽しんで参加するようになった時に、ポケセンのイベントに参加した時に嫌な事があり、それ以来ポケカをしていません
内容は、娘が半泣きだったので見に行ってみると娘がブルブルパンチをしているのに、相手の子はグッズを普通に使ってました
相手が大きな子だったので、自分が間違っているのかと思い、何も言うえなかったらしいです
そこは娘も悪いので、5:5だと思いますが、参加人数が少なかったので、ずっと卓の横で観ていたポケセンスタッフがその状況を見ていて何もいうわず、相手の子と一緒に笑いながらいる姿が今も忘れられません
うちの娘は半泣きなのに……
そのスタッフに聞くと「セルフジャッジなので」
目の前でルール違反が行われているのに、何故笑って見ているのですか?
「セルフジャッジなので、」
マナー向上とかは考えないのですか?
「セルフジャッジなので、」
……………
そのバトルを最後に下の娘がポケカを触ってません(新弾開封以外)

ひんとくん(良い仲間)や良い環境があって、握手で締めれて、良かったですね
さくやくんとB君が楽しくプレイしてくれるといいですね
(゜∇^d)!!

長文失礼しました
リンク頂いて行きます

Mダンディ
2017年12月9日13:41

はじめまして、ダンディと申します。
コメントありがとうございます。
娘さんのエピソードは悲しい思い出になってしまったようですね。今も癒えない傷になっていたとしたら心中お察し致します。
知らない相手と対戦するのは今でも大人ながらとっても緊張してしまいます、それを小さな子どもにも強いているのは遊びの延長とはいえ荷が重い時もあるかもしれませんね。良いことも嫌なことも経験して成長の一助になればいいなぁと思っています。
きっとりさパパさんの周りにも優しい仲間がいるかと思います、子供たちにとってポケモンカードがパパとの大事な思い出になってくれれば良いですね。
私もリンクさせて頂きますね。

TeamSSK
2017年12月10日23:38

ひんとです。コメントしようか迷ってたんですが、ちょっと当分あえそうにないのでコメントしておきます。僕はただ友達が嫌な事されたから慰めただけで、別にすごいことでも偉いことでもないと思っています。「さくやくんだから」ってのが行動の大きな要因で、「泣いてる少年を助ける」ってのが行動原理じゃないです。未だに眼光は鋭いままですw褒めてもらえて純粋に嬉しかったです。あと少しで怒鳴り散らしそうだったのでまだまだ僕も成長が足りません。毎度こういうことがある度「父親ってすげえなあ」と思い知らされます。次もいい対応ができるように頑張ります

Mダンディ
2017年12月11日21:52

ひんとくん
しばらく会えてないし、もうしばらくは大事な時期だから仕方ないよね。
そうはいっても誰にでも出来ると事じゃないと思うよ、親子ともに救われたしすごい嬉しかった。さくやだからってのもよく可愛がってくれてありがとうね。
今となっては若い子の成長を見るのも嬉しいものです、これからも期待しています。落ち着いたらカードいっぱいやりましょう。

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